ファインバブル班

近年,直径が数μmの微小気泡が注目を集めており,医療分野を中心に様々な分野への応用が期待されています.これまでに多く行われていた研究は単一の微小気泡についての研究です.複数の気泡が存在するとき,気泡同士が相互作用によりひきつけ合い,気泡クラスタという1つの系をなすことが知られています.しかしその挙動は複雑で,明らかでないことも多いです.

気泡運動には,球形振動,液体中の並進運動,表面形状が変化する形状振動などが存在します.当研究室ではこの運動を数値解析,実験,シミュレーションを行っています.

RPNNP式 $$R\ddot{R}+\dfrac{3}{2}\dot{R}^2 = \dfrac{1}{\rho}\left(\left(p_0+\dfrac{2\sigma}{R_0}-p_V\right)\left(\dfrac{R_0}{R}\right)^{3\kappa}+p_V-\dfrac{2\sigma}{R}-\dfrac{4\mu_L\dot{R}}{R}-p_0-p_{ex}(t)\right)$$