超電導は,臨界温度以下で完全伝導性と完全反磁性の2特性を示す現象です.超電導については,1911年の超電導現象発見以来,多くの研究がなされています.エネルギーロスが小さい特徴から,今日では送電線や電磁石への応用も期待されています.また,バルク材を加工することにより,永久磁石を磁気浮上させる利用法も検討されています.
シャントダンパは,従来の機械的な動吸振器における副系のばね・質量・ダンパを電気回路に代替したものです.振動エネルギーを電気エネルギーに変化させることで,主系の振幅を低減できるのが特徴です.当研究室では従来のシャントダンパの一種を改良し空間的にスマート,より効率的な機能を実現するシャントダンパの提案のための研究を行っています.
またその他にもジャイロダンパによる研究も行っています.